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2008年3月

いとしのダックス( part-8 )


カワサキKL250目当てで相談に行った先でヤマハXT250を勧められ、

とうとう買ってしまったハリマオ。


足としてのXTは、思いついたら即どこへでも連れていってくれる魔法の相棒でした。

中型単気筒だからパワーがどうのというレベルじゃない、経済的に乗れりゃいいというのなら

今だって優れたバイクに違いないですよ。



そんなある日、XTで実家に帰ることに。

天気は快晴、絵に描いたようなバイク日和でした。

国道4号を南下して福島から国道13号を山形方面へ北上しました。

その県境の栗子峠にはトンネルが長短8ヶ所あります。


ちょうど7番目のいトンネルにさしかかろうとした時のことです。

まぁさっきから後ろを何かがずぅ~と近づいて来るのに気が付いてはいたんですよ。

気が付いてはいたんだけどその排気音がかなり独特なんだ。

その音がどんどん近づいて来る・・・。

バックミラーじゃ見えないんだけどさっきまでの音量とは違う。

何だ? いったい何?

Kriko


7番目のトンネルを抜けて最後の8番目のトンネルへ向かう登りの右カーブ、

その時、一瞬だけど低いポジションでバイクにしがみつくようなライダーと

レーシーな大きいバイクが見えたんです。

ゆったりとしたその排気音は間違いなく単気筒、しかも大型だ!


あの時見た情景は今でも鮮明に覚えているし、忘れられるもんじゃない。

その大型バイクは銀色の小ぶりなタンクとそれ以外は黒・・・渋かったなぁ。

"BSA  GOLDSTAR DBD34 "その名前と形は知ってましたよ。

でも実物は想像を遥かに超えていたんです。

クリップオンハンドルに両腕を伸ばして腹ばいになったライダーは黒の皮ツナギを着て、

銀色のおわん型ヘルメットと黒縁のコーグル、まぁ多少時代錯誤的様相だったけどね。

XTを追い越しざまに左手で軽くくれたピースサイン、カッコイイ~~。

何もかもがキッチリと重厚、そして何もかもが本物。

Dbd34


あの時聴いたあの音は一生忘れられないでしょう。

ビックシングルの咆哮、それは周期が明らかに違うんだ。

ドカッ!・・・・ドカッ!・・・・ドカッ!・・・・ドカッ!・・・・ドカッ!・・・・

あんな長い周期で聞こえてくる排気音なんて今まで一度も聴いたことがなかった。


そして8番目のトンネルに突っ込んで行ってからもあの音がずっとこだましていたっけ。

いや、こ、これは衝撃的!!! 本物だ、本物を見てしまったよ~


その興奮は仙台に帰ってからも続いてて、

何とかあのバイクを手に入れたい!!なんてとんでもない事を考えたりもしたんだけどね、

イギリスの古い単車なんてメンテだけでもすごいことになりそうだし、

だいたいそこらへんに気軽に駐車なんかできっこないもんね。



そしてある日、立ち読みしてたバイク雑誌にDBD34のそっくりさんの記事を発見。

なーるほどォそうかSRを改造してるってわけか・・・う~むこれだ!!

それは、XTから乗り継ぐバイクを心に決めた決定的瞬間でした。


(続く)


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いとしのダックス( part-7 )


電車通勤のサラリーマンになったある夜のこと、YさんのXS650specialに試乗させてもらい

またあの感覚が甦ってしまったハリマオ。

平社員の常で休みに縁のない毎日だったけど、そこを無理してXSを購入たんですが・・・。

休日ごとにトコトコと都内を走るだけのバイク生活はすぐに飽きてしまうんだなぁ。

その後、仙台事務所に転勤になったのを機にわずか半年弱でXSともお別れです。

ごめんなXS。


仙台事務所勤務となってしばらくはバス通勤です。

これでいいんだもうバイクに乗ることもないさ。

歩いたって30分のアパート暮らしだから乗ることはないね、うん。


しっかぁーーし、またまたバイクに乗るきっかけを作る人物がやって来たんです。

それはバイトの大学生F君。


「えーっ?バイク乗ってたんですか?」

「うん、ダックスとCBとXS。XSはちょっとだけだけどね。」

「おぉ、じゃ3日ばかり預かってもらえません?オレのバイク。実家帰るもんで。」

「そんなのアパートに置いときゃいいんじゃないの。」

「心配なんですよぉ通勤に使っていいですから、ねっ、お願いします。」

「あぁ・・・まぁ・・いいよ~フフーン」(←内心かなり喜んでる)

F君のバイク、それはヤマハのGT50(通称ミニトレ)。

ハンドルバーやショックのあたりに少しサビが出ているけど、

元気な2サイクルエンジンと軽快感はずっと乗っていたくなるんだなー

あーーまた乗ろうかなバイクに。

給料明細と貯金通帳とを客観的に見比べる度にタメ息、でもなーどうしようかなー

今の仙台と違ってあの頃はまだ地下鉄が無かったから、小さいバイクがあれば何かと便利だし。



そんなこんなでM輪業へはこれが最後のバイクだという意気込みで相談に行ったんです。

「あの・・カワサキのKL250考えてるんですけど。」

おぉっと~ミニトレが発端ならヤマハだろ!!・・・と思うでしょ? 

でもね、密かにカワサキカラーのライムグリーンに憧れていたんですよ。

「KLねぇ・・・大丈夫だと思う?部品。」

M

今じゃもう改善されて心配ないけど、

その頃はまだカワサキの部品供給が遅いというのが定説だったんですよ。

それを聞いてガッカリするこの"にわかカワサキファン"にとどめの一言が。

「ちょうどいいのがあるんだ、XT250なんかどう?」

うぅ~後で気がついたんだけど、このM輪業さんはヤマハの特約店だった(笑)。


結局、きちんとメンテするからという約束でXT250が人生4台目のバイクとなりました。

XTはあの映画ランボー1の逃走シーンにも出てたよね、確か。

スタローンが逃走する時に無理やり奪って山の方へ乗って行ったあのバイクですよ。

Xt250


すごく手軽な足としてならこのXTは120点満点です。

一般人が常識的な範囲で行きたくなる場所へは確実に行くことができます。

ただねぇ・・・このバイクのキャラじゃないのを承知で高速道路を走ると、

どんなに気合入れても80km/h以上出す気にはなれなかったなぁ。

パワーが低いうえに車重が軽いから風に負けてフラフラしまうんだよね~。





それからの3年間は、とっても幸せなXT生活が続くことになるのです。

そう、あのとんでもないブリティッシュビッグシングルの咆哮を聴くまでは・・・・


(続く)


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いとしのダックス( part-6 )


スーツにネクタイ姿で華の東京のサラリーン生活を送っていたハリマオ。

電車通勤のサラリーマンにゃバイクなんてお呼びじゃなくなったわけで。


ようやく新入社員の色が薄くなってきた頃、

目黒本社から奥沢という所にある東京事務所への転属命令がきました。

通勤時間が目黒-奥沢という目蒲線の分がプラスされたからその分早起きしなくちゃなんないよ。

だもんでいつも"ズームイン朝"が終わる頃にアパートを飛び出すという毎日なのね。

でもでも全然嫌じゃなかったよ。

東京事務所はとてもフランクな雰囲気で自分に合ってたし、

目蒲線の目黒駅の立ち食いそばが意外に美味かったからね~scissors


さてさてそこでの仕事の外注さんにいつも夜8時頃にやって来る人がいました。

「ちは~、図面修正に来ました。」

「はいよお疲れさま。」

「あの・・明日の分はあさってまとめてやります、すみません。」

「なんで?」

「ちょっと具合悪いもんで。」

メガネをかけたその人は岩手出身のYさん、聞くと個人で仕事してるらしい。

「どこか悪いの?」

「ちょっとオイル漏れがね。」


Photo 


そこまで耳をそばだてて聞いてたハリマオ、思わず

「えっ、オイル漏れって・・・いつもここに車で来てるんですか?」

「ううん、彼はどこへでもバイクで行くんだ。」

「ヤマハさ、ヤマハ。」

「へぇぇちょっと見せてもらっていいですか?」

事務所はビルの5階だったのでYさんと一緒に降りていきました。


するとそこにはピカピカに磨かれた魅力的なバイクが!!

ハンドルバーが大きく内側にしなったアメリカンタイプです。

ティアドロップ型のタンクとCBを思い出すスポークホイール、重量感のある芸術的なエンジンブロック。

2本の排気管は少し焼け色が付いててマフラーへと続いています。

「XSさ、XS650スペシャルなんだ。」

あまりに唐突! 時々やって来るこのYさんがこんな大きいバイクに乗ってたなんて。


Xs650

そしてなんとこのYさんから飛び出したありがたいお言葉が!

「免許あるならちょっと乗ってみる?」

「えーーっいいんですか、ホントに?」

あ~今日はなんていい日なんだろう、ありがとう神様、アーメンcat


早速シートにまたがりスターターボタンを押すとキュルキュル・・・ドドドドドーー

元気よく掛かったエンジンは適度な振動が両手に伝わってきてワクワクしっ放し。

「あのねぇ、曲がんないから気ぃつけてねー、わかった?」


事務所前から走り出して奥沢駅の横をゆっくり右折、そのまま自由が丘まで走ってみました。

除々にあのCB250の感覚が甦ってきたハリマオだけど、こりゃ物が違うぞ!



パワーが違う、トルクが違う、剛性感が違う、全然違うぅぅ!!



アクセルをひねると"ドリュッドリュリュリュー"とビッグツイン独特の音が響きます。

フロントフォークが寝ているせいでYさんが言ってたように交差点では曲がろうとしないよォォ~

走行中は安定しているXSだけど、信号待ちなんかで停車するといやでもその重さを

感じてしまいます。

戻った時には左足が少し痛くなっていました。


「いや~これはスゴイよ、スゴイよYさん。」

「ハハハー、そう?」

「岩手に帰るのにもこのバイクを?」

「いやいやもう1台持っててね、CB550なんだけどそっちの方が疲れないから。」


意外にも長距離ならアメリカンよりヨーロピアンなんだそうです!!



衝撃的な体験をしたハリマオ、どうやら人生3台目のバイクが見えてきたのでした。


(続く)

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いとしのダックス( part-5 )

人生2台目のバイクCB250EXを手に入れたハリマオ。


でもね、あの頃は田舎でバイクというと間違いなく不良扱いでした。

バイク=不良×A=ろくなやつじゃない 

ゆえにA=頭悪い・・・こんな方程式が浮かぶくらいにね。


信号待ちしてたらいきなり首をつかまれて

「お前がボーソーゾクか?ん?」

「暴走族?違いますよ。」

「ボーソーゾクだべ?」

信号が青になってもしつこく絡んでくるその酔っ払いなんか振り切ってやろうかと思ったけど

転んでケガさせたら大変なので延々とお説教を聞いたりしたこともあります。


真っ白なジェットヘルに透明のシールド、グローブの代わりにわざと軍手して、

走ってる時にゃオーバーなくらい歩行者優先、それでも浴びせられる冷たい目。

良さを知らないんだねぇ、乗ってみりゃわかるんだけどな~


よく"風を感じる"なんて言いますよ。

確かにそうなんだけどそれといっしょに"匂い"も感じます。

四角いスペースの中でスクリーンを見つめながら手足を動かしている車とは根本的に違うもんね。

Photo



車の場合は意識が"家からずっと続いている"けど、

バイクは自分の視界にあるものとして"その場所に居る"気がするんですよね。




それから大学へ進学してからの
1年間まではずっと足がわりのCB250EXだったけど、

在学中は車に目覚めてしまってこのCBは広島出身の友人に譲ってしまいました。

ある友人のラリーカーに心を奪われ、またライトチューンしたロードカーに感動し、

「いや~車ってステキ!」・・・ってこの裏切り者!




卒業して東京のある会社に就職してからはますますバイクとは縁遠くなってしまいました。

世田谷の北烏山のアパートから会社のある目黒まで、京王線と山手線で毎日通勤です。

今まで全く無縁だったスーツと息苦しいネクタイ姿での通勤はある意味新鮮だったけどね。



東北の田舎もんが「・・・でさぁ」なーんて平気で言うようになるまでそんなに時間かかんないんだよね~

オレっていっぱしの東京人!?ハハハー。

当然だけどそんな電車通勤のサラリーマンにゃバイクなんてお呼びじゃなくなったんですよ。



しかーし、その1年後の夜にまさかあのゴチャゴチャした都内をまたバイクに乗ることになるなんて。

それは・・・


(続く)



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いとしのダックス( part-4 )

大型自動二輪の最終検定のスタートラインに着いたハリマオ。


ブレーキを掛けながら首が外れになりそうなほどのオーバーアクションで右後ろを直視して安全確認。

(教習所の中だから何も来るはずないんだけどね。)

さっいよいよだ・・・それ!!

コースの順番はもうすっかり忘れてしまったけど、各ポイントはどうにか通過しました。

最後は確か一本橋だったかな。

あの鬼の顔を思い出しながらタンクを両膝でギュッと挟んで前方を見る・・・きっちり通過、ホッ。

皆んなの所に戻った時は、久しぶりに里帰りしたみたいな気分でしたよ。

苦労した甲斐あって30分後の結果発表ではどうやら無事に合格。

あとは試験場で筆記試験に合格すりゃいいんだね。


え!?川崎君はどうだったって? 

もっちろん合格していました、ありゃきっと減点ゼロじゃないのかな。

「いつ漆山(筆記試験の場所)行くのや?」

「フフッ来週かな。」

実は川崎君とはそれ以来会っていないけど、今もきっと好きなバイクを趣味にしてんだろうな~



へっ、実技に比べりゃ筆記なんか・・・・あ、やっぱり難しいよね。

よくまぁあんなひねくれた問題が作れるもんだよ。

何でもかんでも疑ってかかれってか?

とかなんとかいいながらもここで失敗するわけにゃいかんのだと、朝も夜も、お茶のお供にだって

あのいまいましい問題集に取り掛かって受けた試験場の電光掲示板に、自分の番号を見つけたときは

さすがに嬉しかったですよ~



さ~て~と、免許も取れたしバイク選びでもするかなーーと、近くのバイク屋へ。

いろんな情報だけはバイク雑誌で充分に仕入れていたからね。

「CB見せて下さい。」

「はいよ、そうだな250エクスポートあたり、どう?」

「いや750、CBのナナハン。」こっちは大型免許だよお兄さん。

「そりゃやめといたほうがいいぞ、重たいぞォ、だいたいな・・・・」

「だいたい何?」


Photo

「足だよ、足届くか?」

な、なるほどさすがはプロだねぇハリマオの体型見て足が短かいと・・・・ってオイ!!

確かにCB750はやけにシートが高かったからね~そりゃ心配だわな。


こうしてCB250エクスポート、これが人生2台目のバイクになったってわけ。

欲しかったCB750を2廻り小さくしただけなんだと無理やり自分に言い聞かせてね。

税金だって割安だし車検が無いから学生にゃ身分相応ってもんよ。


    Cb250ex
個体差なのかクラッチレバーが硬くていつも左肩が痛かったのを覚えてます。

ホンダ独特の規律性を感じるエンジン音と軽快感があってね、

ダックスであちこち行ってたルートをこのCBで走ると想像以上に快適だったなぁ~


ただ・・・この田舎は原付以外のバイク乗りにとって冷たい場所だったのです。

(続く)

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いとしのダックス( part-3 )

川崎君から"直線では無理してでもトップギアまでシフトアップすべき"というアドバイスを受けたハリマオ。


あくる日の教習で早速実践する機会が訪れたのです。

「よーし次!!」

「はい!」ブイーンと加速、ローからセカンド、いつもはここでさらに加速してたけどすかさずサードへ、

そしてフォース・・・うわっ直線終わりの右カーブが迫ってくるぅぅ→えぇいトップの5速だ!

5速に入れてすぐさま右手でブレーキング、そしてシフトダウン。

ふぅ~なんとかトップまで上げたぞォ。

不思議なことに右斜めうしろを追従してくる教官の目がいつもと違っていました。


教習ではブレーキといったら右手であり、右足でのフットブレーキは使うなと教えられてたんです。

つまり制動時の荷重の掛かり方を考えると前輪ブレーキだけのほうが安全ということであり、

その際の補助的役割として後輪ブレーキを使用するもんなのですよ。

ハリマオはまぁ
前輪80%後輪20%程度でブレーキングすべきと考えます。


さてさて夏休みも残り少なくなってきたので1日2度の教習を受けることにしました。

こんなとこ早く卒業しなくちゃな~

それからというもの、この純朴な田舎の学生は砂漠に注いだ水みたいに

次々とコースをクリアしていって・・(まぁ早く卒業したい一心でなんだけど)


・・いよいよ卒業検定となりました。


まずはコースの説明です。

「・・・で、次はS字、そして坂道から一時停止してここに戻ってくるわけ、以上。もしコース間違えたら不合格だからな!!」

ハリマオを含めて聞いていた7人は頭の中でコースの復習に必死でした



1日1教習だったあの川崎君も一緒に卒業検定を受けることになりました。

確か川崎君は3番目、ハリマオは6番目だったと思います。


1人目2人目と無難に終了して、次は川崎君の番。

緊張してんだろうなと思いきや、いつもと変わらないクールな表情を浮かべてスタートして行きました。


直線ではパッパッパッとランプが点灯していってアッという間にトップギアです。

かなりスムーズで安定したライディングは、ここまでの人達の中じゃ間違いなくナンバー1です。

「あ、うまいなぁ。」生徒の1人も思わずつぶやいていました。


そしていよいよ自分の番です。

5番目の人がスタートした時からかなり緊張して震えていた手に手袋をはめようとしてハッとしました。

「あれ?軍手が無いぞ。」

教習の時からグローブは必需品、持っていないなら軍手でもいいからと言われていて、

ほとんどの人達は軍手持参でした。

それがこの大事な卒業検定のまさにスタートしようという時に見当たらないよォォ。


「次ぃ、6番。」という声。

その時です、そんな空気を読んだのか突然天使の声が「ほら、これ使って。」



    Photo_2

それはあの華麗なライディングを披露した川崎君の軍手でした。

"頑張れ"そういってるような目。 ありがとうーーーscissors

軽くうなづいて受け取るとスタートラインに着きました。


さぁっ行くぞ!


より正確なライン取りを心掛けて、左右確認のオーバーアクションを忘れずに!

最高潮のドキドキ感をかみしめながら前方を見据え、震える手で左右のミラーを調整して・・・

あとは・・・あとは神頼みさ、よーし!!

(続く)

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いとしのダックス( part-2 )

あの峠道(白布峠)をダックスで走っていた時、後ろから来たスーパーカブに抜かれてから

もっと大きなバイクに乗りたい!と一大決心したハリマオ。



"
自動二輪"・・・あ~なんて心を揺さぶる言葉なんでしょう。

まさかこの前までせいぜい自転車でフラフラ出掛けてた自分が自動二輪乗りを目指すことになるなんて。


ともかく友人から聞いたり本を読んだりすると、直接試験場で筆記と実技を受けるより

車と同じく教習所に通って実技免除で筆記だけの受験のほうが絶対確実だという結論に達したのです。

早速、家から一番近い小さなM自動車学校へ。



この教習所、今では引越しして建物も教習車も新しく立派になっているけど、その頃は河川敷にありました。

とにかく残り少ない夏休み期間中に絶対取らなくちゃなんないからもう真剣です。


初めて乗るこの大きなバイクはハンドル廻りに色々なランプがくっ付いています。

ブレーキを掛けるとあのランプ、シフトによってこのランプと、今どういう状態で走ってるか一目瞭然らしい。

それよりなによりダックスとは全く違う乗り心地に感心してしまいました。


ダックスは乗っている感覚、この大型バイクは乗せられている感覚。

う~む、これは安定してるぞ、これならどこまででも走れそうだ。



一緒に通っていた人の中に初対面の川崎君という同じくらいの学生がいました。

「川崎だから免許取ったらKawasakiに乗んの?」

「フフッ、そうなるかも知れないな。」

いつもすごく冷静で、どんどんその日の教習を消化していく優秀な川崎君。

あまりにも上手いので、星飛雄馬くらい隠れて必死に練習してんじゃないかなんて思ったくらいです


そ、それとも免停で取り直ししてるとか!?

頭の中に浮かんだ光景それは・・・夜中にけたたましい排気音のバイクが約70台、揺らめく大きな団旗、

そしてその先頭を走るのはあの川崎君!!

でもとうとう逮捕されて免許取り直ししてるとこ??・・・Oh my God! (考えすぎか)


一方のハリマオはというと、S字でポールに接触したり一本橋で脱輪したりと失敗ばっかりでした。


「一本橋はタンクをヒザでギッちり挟んで行けぇっ!!」と教官。

「ハイ!」

「あっダメダメ!!・・・ったく下を見るな!!前を見てないとバランス取れるわけねぇべコラッ!!」

「ハイ!」・・・きょうか~ん、私ゃ"のろまな亀"です、もう少しやさしく教えてくださいよォ。


    Kyokan_4

その頃の田舎の教習所の教官は、今と違って間違っても生徒を客としてなんか扱ってはくれませんでした。

今だったら問答無用でクビになってるね、きっと。

とにかく厳しくガッチリ教えるのが最良だという風潮だったなぁ。


特に二輪教習は厳しくてね、もしかしてわざと卒業させないようにしてんじゃないかとまで思えるほどでしたよ。


人間、失敗するからこそ覚えるもんさ。

何でもスイスイやれたりしたら、ちっとも成長せんのだよキミ。



そんなある日、一足も二足も先に行った余裕の川崎君がアドバイスしてくれたのを今でも覚えてます。

「直線ではなるべく早くトップまでシフトアップしたほうがいいよ。」

「へっ?」

「教官はそういうとこを見てるんだ。」

「でもここの直線、短くてサードがやっとだけどな。」

「フフッ、そこを無理してトップまで上げるんだよ。」

     Kawasaki_3   


う~む、半信半疑だけどこれはやるしかないよな。

(続く)

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いとしのダックス(part-1)

僕、ハリマオはこれまでバイクは新車で5台乗り継いできました。

それぞれ個性的なバイクばかりでしたよ~

その頃住んでた田舎の小さな10万人都市の中の移動手段はもっぱら自転車でした。

何の不満も感じなかったけど、友人がバイクに乗り始めたりするのを見て興味を持ち始めたのは

自然のなりゆきだったんでしょう。

ある日、学校をサボって受けた原付の試験はみごとに不合格。

あんな意地の悪い問題を正解する奴ぁいるもんか・・・って、いるんだよね。


それから1週間、真剣に取り組んで受けた2度目の試験でついに合格!!

やればできるの精神ね。

バイクなんて何でもよかったから最初はダックス、ホンダの50ccです。

でもなぜかマニュアルクラッチ仕様をえらんでしまい、エンジンは掛かるものの

クラッチを繋ぐところの感覚がつかめず四苦八苦。

「あーーダメダメ、ったくヘッタくそ~」

友人の見守る中で発進の練習です。

Dax_honda_st50_4

「あ~ぁまたか、クラッチ離すのが早いんだよ、バカ。」

・・・わーってんだよ、あんたらはいいよ、学校に内緒で250ccのバイクで通学してんだから。

いつも電車から見られてんの知ってんのか?

そんなこんなで30分もするとこの初心者だって上手くなるもんです。

それからはどこへ行くにもダックスでした。

のどかな50ccの4サイクル単気筒は気軽なコミューター。


ある日、急坂の続く白布峠を走っていたときのことです。

ウンウン唸るダックスを横目にあっという間に抜き去っていったバイクがあったのです。

そいつの名はスーパーカブ。

一瞬90ccかと思ったけど、あの音と垢抜けないライダーから察するに、ありゃ50ccのカブに違いない。

うぅ~む、こうなりゃもっと大きなバイクに乗るしかないな。

そう、それは次のステップを決断した瞬間でした。

(続く)

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電気店へ行ってみる

機械は毎日使ってやんないと鈍るもんです。


僕、ハリマオの車は17年も前の物なので、毎日少しでも使ってやることにしています。
てなわけで野暮用でシカゴを聴きながら大型電気店へ。
ポイントカードを差し込めばスロット抽選で加算されるしねscissors

ピロティ形式の1階駐車場は入り口の近くに多くの車。
奥の方が空いていてラクラク駐車できます。

2008312001

買う気もないのにデジカメ売り場へ。
最新の機種はスゴイねぇぇ~あの薄さと性能、そして・・・値段。

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かないません


The mobile telephone

Keitai_d703i_2


いくら厚さ9.9mmだなんていったって

テレホンカードの薄さには

とうていかなわない。

(なーんちゃってね)

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25 or 6 to 4

最近は車に乗っているときにCDを聴くことが多いハリマオです。

たいがい昔のフォークやサザンなんだけど、たまに昔の海外POPsなども聴いてたりします。
それらは意外にイントロからしてけっこうカッコイイんですよね~

そこで、ふと考えてしまいました。
「イントロが一番カッコイイ曲はどの曲なんだろ?」

あれこれ聴いたり考えたりした結果、
Kissの"I Was Made For Loving You Baby"やイーグルスの"Hotel California"、
ショッキング・ブルーの"ヴィーナス"あたりはいい味出してるねぇ、うんうん。

しかーし、しかしですよ、バツグンにカッコイイのは何といっても"25 or 6 to 4"でしょう!!
そう、シカゴの代表曲といってもいい25 or 6 to 4でっす(日本では長い夜)。
リズミカルなギターとトロンボーンの張りにグッときてしまうね。


  ↓またまた似てないね(・・・反省)
Chicago_3  

もしも知らない人がいたらぜひ聴いてみてください。
そりゃもう全身鳥肌立つこと間違いなしです!
多少反逆性のあった彼らだったけど、そんなの関係ないね。
日本人にゃわかりませんから、ハイ。

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おすすめブログ

このブログというのは日記?
はたまた自分の言いたいことを書いていくもの?

星の数ほどもあるブログの中でも特におすすめのブログがあるんですよ~
実はこの"ハリマオの日常"を始めるきっかけにもなっていたブログ。
http://blog.goo.ne.jp/shooting_dad/
綺麗な写真と、そこにあるコメントに心が揺らぎます。
いつも見るたびに思います・・・「そうだよなぁ。」 「あぁわかる、わかるよ。」
普段、何気なく目に映っているものをあえて写真で捉えているから自意識を刺激されますgood

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真っ赤なヴィータ

郵便局、いや日本郵政の泉局に行きました。
ついてるねぇ今日は。 駐車場の一番入り口に近いところが空いてたよscissors

ふと横を見ると真っ赤なヴィータが。

35001

ピッカピカです。
きっとこの冬の汚れを半日がかりで落としたんだろうね~
タイヤは黒々としてるし、ワックスもビガビガに掛かっているようです。

ところでVitaはビータじゃなくヴィータなのはなぜ?
そういやダイハツのムーブもムーヴだし・・・

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何分待ってもバッファリング中

久しぶりに何となくヤフーの動画コーナーを眺めていたら
baseballプロ野球オープン戦のライブ中継というのがありました。

ほほぅ~こういうのは見てみたいもんだねhappy01と、早速ボタンをクリック。
ただ今バッファリング中・・・バッファリング中・・・バッファリング中・・・・
なんだなんだ何分待ってもバッファリング中。

アクセス殺到でうまく再生できないの?
それとも相性が悪いんかな?

20分粘ったけどダメでしたpout

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